多汗症サプリ『アセッパー』に副作用は? 飲み方の注意点とは?
アセッパーは、今大人気のサプリメント。多汗症に効き目があるという口コミが広がり、汗で悩む人がこぞって注目しています。
配合成分はすべて天然由来。安全性が高いのも人気を呼ぶポイントのひとつといえます。
とは言うものの、サプリメントは何ヶ月にも渡って飲み続けるものです。本当に危険な成分が入っていないか詳しく知りたいですし、体質による過剰な反応、飲み合わせの影響なども気になります。
そこで、アセッパーの副作用と飲み方の注意点についてチェックしてみました。
アセッパーの副作用とは?
「副作用」と書きましたが、アセッパーはあくまでサプリメントであり、医薬品ではありません。ですから、この言葉を当てはめるのがそもそもおかしいのですが……(笑)。
それはさておき、アセッパーに辛い点をつけた口コミを探してみます。
アセッパーを実際に使用している人から寄せられた口コミはかなりの数に上ります。しかし、体調が崩れたという感想はまったく見当たりません。
ほとんどの内容は、「汗に対して効き目があった」というものです。
では、アセッパーに配合されている成分のうち、問題となるものはあるのかどうか、チェックしてみましょう。
ポリフェノールを過剰摂取する心配は?
アセッパーの主要な成分はポリフェノール。その適正摂取量は1日あたり1500㎎とされています。もし食事を今まで通りに取り続け、さらにアセッパーを使用したとしても、過剰摂取という事態に陥らないのでしょうか?
ちょっと調べてみましょう。
アセッパーの箱に書かれている成分のうち、ポリフェノールに該当するものは以下のものです。
リコピン(2.5mg)
カラハリスイカエキス(50mg)
アサイー(50mg)
リンゴエキス(含有量不明)
(すべて1日の摂取量3粒の合計)
この量ならば過剰摂取の心配はしなくていいでしょう。
聞いた話だと、ちょっと前までパッケージに載っていた成分には、「カラハリスイカエキス」(99.96mg)が含まれていたそうです。
もう成分から削除したのでしょうか?
そもそもポリフェノールは過剰に摂取しにくいものです。余分に摂ったとしても、健康に影響することも少ないので、この成分については問題ないといえるでしょう。
ほかに危険とされる成分は?
商品に記載されているもので、あと一つ気にかかる成分がイソフラボンです。
イソフラボンは大豆にたくさん含有されている成分。女性ホルモンと似た働きを備えているというので注目されています。
アセッパーに入っているイソフラボンは、24mgです。
イソフラボンの1日あたりの摂取上限(食品安全委員会によるもの)は、75g。
サプリメントなどから摂取する場合、その上限は30mgまで、となっています。
成分量の点では問題ありません。
ただしポリフェノールと違い、イソフラボンは摂取が過剰だと体調に影響を及ぼしやすい成分です。
ホルモンの代替え物質なので、妊娠中、あるいは閉経前後の女性は注意して下さい。過剰摂取により、悪い影響が生じる場合があります。
特に妊娠中の女性は、イソフラボンの摂取を控え目にすべきです。赤ちゃんの発育不全がイソフラボンの過剰摂取によって起こることが、動物実験の結果分かっています。
また研究では、アレルギー体質の原因となる可能性についても示唆されているようです。
元々日本人は大豆製品を多量に食べるため、イソフラボンの過剰摂取に陥りやすいと言われています。妊娠・授乳中の場合は、アセッパーを飲むのをなるべく控えた方が無難でしょう。